公益社団法人日本材料学会 疲労部門委員会&信頼性工学部門委員会 委員 各位 |
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疲労部門委員会委員長 菅田 淳 信頼性工学部門委員会委員長 白木 渡 金属材料疲労信頼性データ集積評価委員会委員長 上野 明 |
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WEB版疲労データベースシステム(試用版)運用開始のご案内
拝啓 平素は委員会活動にご協力賜り,厚く御礼申し上げます. さてご存じのように,本会では1982年に「金属材料疲労強度データ集(1〜3巻)」を出版し,次いで1992年には続編として新規データを収録した「金属材料疲労強度データ集(4・5巻)」を刊行するとともに,それぞれを計算機可読のデータベースとしても公開頒布し,産業界や大学・研究所等の幅広いユーザーから好評を博しております.また,1996年にはSI単位系への統一と基本フォーマットの統一を行うとともに組織的デバッグを行い,82年版と92年版を結合した全面改訂版(1996年版)を完成致しました. その間,国内においてもインターネット環境が急速に整備され,データ転送速度も飛躍的に向上し,昨今ではストレスを感じることなくサーバーへアクセルできるようになっているのも委員の皆様もご存じの通りです. 以上の状況を鑑み,疲労部門委員会と信頼性工学部門委員会のご協力の下,金属材料疲労信頼性データ集積評価委員会においては,全面改訂版(1996年版)疲労データベースの全ての内容をサーバーへ移植し,インターネットを介してデータを検索し,解析するための「Web版疲労データベースシステム」の開発を進めておりましたが,この度,システムが完成致しました. 今後(今秋以降を予定),システム利用に際しては課金を徴収することになりますが,課金対象となる本格利用に先立ち,本システムの有用性を体験していただくべく,「試用版」の運用を開始致します.「試用版」では,アクセスできるデータ数には制限がありますが,検索・解析は「Web版疲労データベースシステム」と同じ機能を有しており,課金やパスワード認証等に煩わされることなく試用していただけるように配慮しております. 「試用版」の取扱い方法など詳細は,下記の項目リンク先にてご確認,ダウンロードができます.この機会に一度,「試用」していただければ幸いに存じます.なお,試用していただいた際にお気づきになられた点等ございましたら,今後のシステム改良に際しての参考に致したく,立命館大学・上野 明(ueno01@fc.ritsumei.ac.jp)までお知らせいただきますよう,よろしくお願い申し上げます. 敬具 記
・ WEB版疲労データベースシステム取扱説明書(試用版) 以上
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